| NPO法人 大阪狭山ファミリークラブ | |||
| 日 時 :平成18年1月22日(日)午前10時阪急箕面駅集合、午後3時ごろ解散 | |||
| 参加人数: 7名 | |||
| 講 師 :芝川 明義(大阪府立花園高等学校教諭、専門:地学) | |||
| 内容 : 箕面駅から土産物屋を抜けていく道は、有馬高槻構造線という断層の動きによって山地側が隆起したた め坂道となっています(構造線とは帯状の地域に多くの断層が集中し、地層が破砕されている場合の表現 です)。有馬高槻構造線は大阪北部の北摂山地と平野のほぼ境目を東西に伸びており、京都南部の八幡 から高槻、茨木、池田を通り宝塚から有馬まで長さ約40kmに達する。この構造線は南から北への力が加 わった逆断層で、水平方向に右づれ成分をもつ活断層です。地形的には東西に伸びる断層崖が顕著で、 山地と平野部の高低差は200mを超えています。 箕面温泉の建物は断層崖の斜面を利用して建てられているため展望台からは有馬高槻構造線による 地形を一望できます。この構造線の中央部付近では西宮から京都に続く西国街道が通っています。構造 線は、比較的起伏が少なく平坦でしかも直線的であるため、しばしば街道として利用されています。 箕面谷の特徴は急峻なV字谷です。箕面川の川床と周りの山地の頂きの高低差は谷の入り口付近で 250〜300mにもなっています。これは川床の隆起に伴って流水の浸食作用が強められた結果できたも のです。滝道の途中にある句碑の後ろの崖に幅20cmほどの断層破砕帯が見えます。凹部には断層の動 きによって出来た角レキや粘土が挟まっています。川を挟んだ対岸にもこの断層の延長が追跡できます。 滝が流れ落ちている崖は緑色岩からできていて、滝つぼから下流は泥岩で出来ています。緑色岩は海 底火山の噴出物からなる岩石で溶岩など硬くて緻密な岩石も含まれています。そのため比較的柔らかい 泥岩は侵食されても、緑色岩は削られずに残って大きな落差のある滝を作ったと考えられています。滝の 上に上ってみると、川筋は滝の落ち口に向かって右から左に大きく時計回りに蛇行していることが分かり ます。滝を形成する石が非常に硬い緑色岩であるため、水流はこれに阻まれ柔らかい地層を求めて蛇行 したのであろう。 |
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![]() 箕面温泉展望台にて |
![]() 句碑の後ろの断層破砕帯 |
![]() 箕面滝正面 |
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![]() 右から左に蛇行して正面奥の滝落ち口へ |
![]() 自然教育ビジターセンター展示物 |
![]() 自然教育ビジターセンター |
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